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2015年4月11日 (土)

重量オーバートラックの取り締まり

  3月末に、国交省の大宮国道事務所から、2014年度の重量違反車の取締まり結果が発表されました。1年に6回の取り締まりを行い、11台の違反車を「確認」したとのこと。 「そんなに少ないのか?」というのが正直な感想です。

Weightalarm1_4  左の記事は、2月末頃に新聞に掲載された国交省・横浜国道事務所の広報の一部です。
 
  ここで、「全体のわずか0.3%の違反車両(略)が道路橋に与える影響は、全交通の約9割に達し」ていて、「軸重20t車が道路橋に与える影響は、軸重10t車の4.000台に相当」することを警告しています。

  大宮・横浜の両事務所共、交通量の多い幹線国道を管理しています。1日の交通量が10万台とすれば0.3%なら毎日300台の違反車両が、道路を痛めながら走っている計算になり ます。もっと厳しい取締まりが必要ではないでしょうか。

Tokyobrweightst 高速道路についても同様です。東名の東京料金所入口のすぐ先左側にトラックの重量計量所(左の写真)があります。
 
 週に1回位、警察・高速会社が共同して、違反の疑いがある車を誘導して計量します。
 この「検問」が始まると、即座に無線、スマホ、携帯などでニュースが伝達され、該当車は246号線に回ります。

   トラック業界は競争が激しく、大手も中小も値下げの圧力に耐えるため積荷を増やします。トラック製造会社は、運送業界の要望に応えて、3倍位の荷物を積んでもビクともしないように頑丈に作られているとのことです。

Weighinmotion1_2
   アメリカでは、以前から各州に入って直ぐの所に検問所があり、大型トラックは全部、重量チェックを受けていました。

  最近では渋滞対策と効率化のために、走行中のトラックの重量を計って取締まる方式(weigh-in-motion)に移行が進んでいます。左の写真で、トラックの前方に見える黒い帯状の部分が軸重計です。

Weighinmotion2  違反車は前方のカメラでキャッチされ、数キロ先の看視基地の情報が送られます。
  州によっては、重量オーバーでなくても道路損耗料金を徴収するところがあるようです。

  日本でも見習ったら如何でしょうか。道路の維持・修繕費のことを考えれば、格段に効率が高い筈です。

  最近では、 IRD  International Road Dynamics Inc. という会社 がこの分野で活躍しているようです。

   ご関心のある方は、下記のサイトをご覧ください。上の2枚の写真も、ここから一部修正して掲載しています。

      URL: www.irdinc.com

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