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2015年12月 6日 (日)

「アメリカの道路財源」ようやく決着

 遅れに遅れていた「アメリカの道路財源」に関する法案が、一昨日の12月4日、オバマ大統領の署名を貰い、ようやく成立に漕ぎつけたことがAASHTO Journalで報道されました。

Aashtojournal  前回8月1日の記事で、上下両院の環境・公共事業委員会の呼吸が合わず、7月30日から夏休みに入ったことをお伝えしました。

10月に入って両院の委員会の協議が再開されましたが、意見が一致せず、大統領が署名をする今年の最後の日に、ようやく滑り込んだようです。

 当初オバマ大統領が、6年間の道路財源を確保することを公表していたのですが、上下両院協議会で決められたのは、5年間と短くなっています。

 とは言え、2009年から2014年までの間に道路財源法(Highway Trust Fund)が、36回も小刻みに期間の延長を重ねてきていますから、5年間有効な財源法が成立したのは画期的なことと評価されています。

 今回成立した法律はFAST Act ( Fixing America's Surface Transportation Act )という名前が付けられています。大分長い期間をかけてようやく成立したことは喜ばしいことです。

  しかし5年後の2020年は、ガソリン税から走行距離課金MBUF(mileage based user fees)への転換を目標とされている年です。 私がアメリカの道路財源に注目しているのは、このMBUFが何時議題に上るか注目しているからです。

 たまたまFAST Act が終わる年次とMBUFが目標とされている年次が一致したことに、ひそかな期待を持って見守ることにします。

 走行距離課金の実現を目指すMBUFA(Mileage Based User Fees Alliance)が12月14に今年最後の会合を予定しているようです。検討が前進するすることを期待しています。 

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