« 高速道路トンネルの安全対策 | トップページ | 「ハイウエイ」=「高速道路」ではありません »

2016年5月23日 (月)

高速道路「跨道橋」の管理責任

 熊本で大きな地震が連続して発生し大きな災害が起きました。 地震はまだ当分警戒が必要な段階だと言われています。

 災害の中で、高速道路を跨ぐ県道が落下する事故が発生、撤去にかなりの時間がかかりました。死傷者などが出ななったのは何よりでした。((2016年4月16日、県道32号小川嘉島線・府領第一橋)

 Kodokyou2 左の写真をご覧ください。手前の橋脚の基礎の跡に赤く錆びた箇所が見えます。

 また、写真の左の中央部に白い円筒形の物体がころがっています。

 左下の写真を見れば、その円筒形の物体が跨道橋を支えていた柱で、そして、柱の基礎部分の錆が進んでいたことがわかります。

 柱の上部は少し錆がみえますが、跨道橋に固定されいなかったと推定されます。
                             
Kodokyou  地震の揺れで、柱の基礎部分の鉄製部分が破壊され、柱の上部は滑って倒れたとみています。

 なぜ、基礎の錆がこんなに進行するまで放置されていたのでしょうか。

 高速道路側では、県に引き渡した跨道橋であり、この部分の維持補修について県に申し入れを行っていたのに、県が放置していたと 主張しているようです。

 従来から、高速道路側がそのような考えたようですが、県は、施設の維持・修繕保全工事を実施できる場所ではないと考えていたとみて不思議ではないと思います。

 県が引き継いだ跨道橋も、県が管理可能なのは路面の補修だけだったと考えます。

 東名高速にも沢山の跨道橋(オーバーブリッジ)があり、その防護柵・金網の錆が跨道橋の側面に垂れ落ちて見苦しいとの批判が続出しました。

 この部分には、高速道路側が安全啓蒙や工事予定などの横断幕を張る場所として頻繁に利用していて、結局、道路側が金網の取り替え・側面塗装などを実施しているようです。

 会計検査院も、数年前から「県の対策工事」を勧告していたそうですが、実際問題として県の責任分野と決め付けるには無理があると考えます。

 高速道路側が、早くから橋梁基礎の錆止めを行って置くのが筋ではなかったでしょうか。

« 高速道路トンネルの安全対策 | トップページ | 「ハイウエイ」=「高速道路」ではありません »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

高速道路」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/600210/63644632

この記事へのトラックバック一覧です: 高速道路「跨道橋」の管理責任:

« 高速道路トンネルの安全対策 | トップページ | 「ハイウエイ」=「高速道路」ではありません »